併せて観たいアニメ映画2作品　『スパイダーバース』＆『プロメア』

こんにちは！謎の店員Ｗです！

このご時世、家で過ごすことが多くなりましたね。

僕はもともと引きこもることに関しては大得意ですのである意味普段通りなのですが、アクティブでウズウズしている方も多いと思います。

ですがこんな時だからこそ家でのんびりアニメを観て過ごそうじゃありませんか！

気になっていたけどまだ観てないアニメとか、あるんじゃないですか？

ということで、僕オススメの19年公開のアニメ映画から、ぜひ”併せて“観比べて欲しい2作品を紹介させていただきます！

べ、別に話すタイミングを逃してて語りたくてウズウズしてたわけじゃないんだからねっ！

それでは早速今回紹介するタイトルを上げさてていただきます！併せて観たい19年のアニメ映画2作品とはこちらの作品！

『スパイダーマン:スパイダーバース』!!

そして

『プロメア』!!

なぜこの2本を併せて観るべきなのか。

その理由はズバリ、それぞれがハリウッドと日本のアニメ作品の最高峰であり、それぞれが違った方向へと進化したアニメ作品だからです！

それではまず、『スパイダーマン:スパイダーバース』からご紹介いたしましょう。

【Blu-ray】映画 スパイダーマン：スパイダーバース 4K ULTRA HD ＆ ブルーレイセット 初回生産限定

19年3月日本公開

スパイダーマン、死す――
スパイダーマンことピーター・パーカーの突然の訃報により、
ニューヨーク市民は悲しみに包まれる。

13歳のマイルス・モラレスもその一人
――彼こそがピーターの後を継ぐ“新生スパイダーマン”だが、
その力を未だに上手くコントロール出来ずにいた。

そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。
その天地を揺るがす激しい衝撃により歪められた時空から集められたのは、
スパイダー・グウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハム、
そしてペニー・パーカーと彼女が操るパワードスーツ。

彼らは全く別の次元＝ユニバースで活躍する様々なスパイダーマン達だった。

あらすじはこんな感じ。”絵柄の違う“別次元のスパイダーマンたちが一堂に会し、孤独なヒーローだった彼らがお互いの孤独を埋めあい戦う。

これまでのスパイダーマン映画とは一味違う異色の作品ですが、そのストーリーはまさにスパイダーマンがスパイダーマンたる王道のストーリー、冒頭にはサム・ライミ版スパイダーマンのオマージュがあったり、18年に亡くなられたスタン・リー氏のカメオ出演アリ、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞、そして日本語吹き替えは小野賢章さん宮野真守さん悠木碧さん大塚明夫さん高橋李依さんなどなど超豪華声優陣!!

と魅力はたくさんあるのですが、この作品の何がそんなにすごいのかと言いますと、アニメーションの映像表現として非常に革新的な表現をしているということです。

その映像はまさに「コミックがそのまま動いている」と言って過言ではない、他のアニメ作品とは一線を画す表現となっています。

これは単純なアニメーションではない、全く新しいコミック体験です。

本当に今まで見たことがないと言うしかない凄まじい映像ですので、僕の言葉でどうこう言うよりも実際に観ていただくのが一番かと思います。本っ当にすごいぞ。

3月にこれを映画館で観た僕は、これはもう日本のアニメ超えたんじゃないか？と考えておりました。

――5月『プロメア』を観るまでは。

というわけでここからは『プロメア』のご紹介

【Blu-ray】映画 プロメア 完全生産限定版

19年5月公開

世界大炎上

世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種〈バーニッシュ〉だった。
あれから30年、〈バーニッシュ〉の一部攻撃的な面々は〈マッドバーニッシュ〉を名乗り、再び世界に襲いかかる。
〈マッドバーニッシュ〉が引き起こす火災を鎮火すべく、自治共和国プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイトは、
対バーニッシュ用の高機動救命消防隊〈バーニングレスキュー〉を結成した。高層ビルの大火災の中、
燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、〈マッドバーニッシュ〉のリーダーで、指名手配中の炎上テロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。
リオを捕らえることに成功し、クレイからその功績を認められ ―― ガロにとってクレイは幼き頃、命を救ってくれた恩人で憧れのヒーロー ―― 誇らしげに喜ぶガロであった。

しかし、リオは〈マッドバーニッシュ〉の幹部であるゲーラ、メイスと共に捕らえられていた〈バーニッシュ〉を引き連れて脱走する。
後を追ったガロが彼らのアジトにたどり着くも、そこで目にしたものは、懸命に生きる〈バーニッシュ〉たちの姿であった。
そして、リオから〈バーニッシュ〉をめぐる衝撃の真実を告げられることに。

何が正しいのか――。

そんな折、ガロたちは地球規模で進められている“ある計画”の存在を知ることになる――

あらすじはこんな感じ。アニメ制作スタジオ「TRIGGER」の集大成と言えるこの映画はストーリーや演出、アクションなどまさにTRIGGERらしさ尽くし！TRIGGER作品、そして今石洋之さんと中島かずきさんのタッグが好きな方は必見の映画です。

さて、『スパイダーバース』が新しいアニメーション表現に挑戦した革新的な作品であるなら、こちら『プロメア』は先ほど述べたようにまさにTRIGGERの集大成である作品。TRIGGER、そして日本のアニメの歴史が培ってきた確かな技術力の結晶がここにあります。

いわゆる神作画と言われる凄まじいアクションが全編にわたって展開されるノンストップハイテンションムービー。これが日本のアニメの力じゃ！というパワーを世界に見せつけた作品と言えるでしょう。

僕の個人的な感想ですが、これは14年のハリウッド版『GODZILLA』を観た後の日本の『シン・ゴジラ』を観た時の感覚に似ていますね。

ハリウッドもすごいけど日本もまだまだ負けてないぞと。（スパイダーマン、プロメアと同様、どっちも好きです）

『スパイダーバース』と『プロメア』どちらがより優れているという話ではありません。どちらもアニメーションの最前線に立つ、より進化した作品です。しかしどちらも頂点に立ちながら、同じ場所には立っていない対照的な作品です。そんな作品が同じ年に公開されたというこれはもう運命じゃないでしょうか？

20年4月上旬現在どちらの作品もアニメイトオンラインショップ（https://www.animate-onlineshop.jp/）にて取り扱い中でございます。

オンラインショップではご自宅への配送も承っておりますので、家にいながら注文、受取ができます。

外出がしづらい今、日米のアニメのトップを見比べてみるのはいかがでしょうか。